2015.12.01

「Couples」赤坂さまインタビュー/DAC媒体説明会 登壇メディア紹介

アドテクを中心として広告業界のトレンドについて発信をする『DAC AD TECH BLOG』。今回は2015年秋 ≪媒体説明会 登壇企業≫特集。第三回目は、カップル向けコミュニケーションアプリ「Couples」を展開しているエウレカ株式会社 代表取締役 赤坂様へのインタビューをお届けします。サービスの立上げ背景や今のサービス内容、そして今後のサービス展開までお話いただきました。
 
改eureka1
 
 
カップル向けクローズドコミュニケーションアプリ「Couples」
 
―はじめに「Couples」とはどのようなサービスか教えてください。
 
赤坂:Couplesは、カップル向けのコミュニケーションアプリです。先日利用者数が300万人を突破※1しました。LINEのような『トーク機能』も持ち合わせており、あらゆるカップルのコミュニケーションを、全てこのサービスで完結させることをテーマにしています。
※1:2015年10月現在
 

 
―アプリ内でふたりの色々な思い出も共有出来るようになっているのですね。
 
赤坂:はい。写真を撮りためてアルバムを作成したり、カレンダーを作成して記念日を管理したりするなど、2人の思い出を蓄積することが出来るようになっています。
 
Q&Aコンテンツなどもあるため、付き合いたてのカップルがお互いをもっと知ることができるような環境も整えています。また、トレンドというカップル向けの情報を発信するキュレーションメディアのようなコンテンツの配信も行っています。

eureka2
 
eureka3
 
 
―利用ユーザとしてはどのような人が多いのでしょうか。
 
赤坂:アプリ利用ユーザの年齢構成としては、全体の80%を10代20代で占めています。カップル歴として一番多いのは1年~3年(43%) その次が1年未満(25%) その次半年未満 その次が3年以上(18%)の順になっています。
さきほど300万人を突破したとお伝えしたのですが、毎日およそ1500組のカップルがCouplesの利用をスタートしていて、どんどんとユーザ数が増え続けています。

 
 
eureka4
 
 
―カップルで活用できる機能が多くある印象なのですが、利用率としてはどのくらい利用されているのでしょうか?
 
赤坂:Couplesの平均滞在時間は15分で、滞在時間が長いと言われているSNSと比較しても長く使われている傾向があります。一日の起動回数も、平均で70回ほど とかなり利用されている傾向にあります。
 
 
―かなり高い数値ですね!広告メニューとしてはどのようなものを展開しているのでしょうか。
 
赤坂:広告メニューとしては大きく分けて2つ、トークで使用ができる「スタンプ」と「記事広告」、「動画広告」が主なメニューとなります。スタンプに関しては、LINE等その他のメッセンジャーアプリと同様に、スタンプを通じてメッセージを届けることが出来るものです。
 
eureka9
 
記事広告と動画広告に関しては「トレンド」の機能内での展開になります。現在、化粧品やアパレル、日用品、テーマパーク、映画、旅行、最近だと食品メーカー様など、様々な業種のナショナルクライアント様にご利用頂いています。

 
 
―トレンド機能の広告メニューにはどういった特徴があるのでしょうか。
 
赤坂:そうですね、時間のある大学生を中心とした若年層にアプローチできるということが大きな特徴です。自分磨きのためのコスメやファッション関連から、行きたい旅行特集、コンビニの食品まで、様々な商材と相性が良いですね。
 
また、コンテンツ記事のフッター部分には、お気に入り追加機能や予定作成機能、トーク送信機能が用意されているので、記事広告も含めてそのまま記事を予定に登録できたり、相手にトークで予定を飛ばしたりすることもできます。

 
eureka6
 
 
「ライフステージをハックする」Couples開発の裏側に迫る
 
―ここまでサービスの内容に関してお話いただいたのですが、サービス誕生の背景についてもぜひ教えていただけますか。
 
赤坂:はい。まず、「エウレカ」という会社ですが、私はこの会社をサービスのハコとして捉えています。そこに複数サービスが誕生していくイメージですね。特に注力しているのが、ライフステージをハックするサービスの開発です。“ゆりかごから墓場まで“のサービス提供を、スマートフォン時代に目指していきたいと思っています。
 
そこでまず、「オンラインで人と人の新しい出会いの場を作る」というビジョンをもとにpairsというサービスを作りました。そして、出会った恋人たちがコミュニケーションを重ねて結婚に向かっていくための環境・インフラを提供するために、Couplesの開発に着手しました。
 
また、クローズドコミュニケーションが流行る時代ではないかと思ったのもサービス開発のきっかけでしたね。若年層がグループトークを多用していて、LINEはマスコミュニケーションの場となってきています。その分、大切な人とのトークは他の友人や企業などの多くのメッセージに埋もれていくようになりますよね。そういった、騒々しい場所から逃げ、2人だけのコミュニケーションを求めているのではないかと考え、クローズドコミュニケーションに特化したCouplesを開発しました。

 
eureka7
 
 
―開発の際にベンチマークとしてみていたサービス等ありましたか?
 
赤坂:CouplesはLINEをベンチマークにして開発していました。 
LINEはグローバルで6億人に使われているサービスですが、そこで集客できたユーザに対してゲームを提供することにより、マネタイズを実現しています。つまり、コミュニケーションプラットフォームにユーザが多く集まったから、ゲームでマネタイズができるようになったんです。トラフィックエンジンとマネタイズエンジン両面が機能しているバランスの良いサービスだし、LINEはサービス開発を進める上で参考にしていました。
 
また、一日のコミュニケーションのインフラになるためにも、LINE同様クオリティの高いコミュニケーションアプリを目指していましたね。ユーザにとってストレスのかからないサービス作りを徹底しなければ、インフラにはなりえないと考えていたからです。特に、トークのスピード感等は注力し開発していました。
 
 
―毎日1500組のカップルがCouplesの利用をスタートしているとありましたが、今までどのようなプロモーションをされていたのでしょうか。
 
赤坂:既にサービス展開しているクローズドコミュニケーションアプリはいくつかあったので、Couplesを認知してもらい、かつ利用してもらえるように、広告には積極的に踏み込んでいきました。若い子が多く使っているTwitterをメインに広告展開していきましたね。
 
単に広告ベタ張りでも効果は出ないと思ったので、第三者tweetを実施しました。誰に呟かせるかというところでは、芸能人ではないがフォロワー数の多い、渋谷・原宿で現在支持率の高いユーザをチョイスしていきました。彼らに呟いてもらうことで、彼らを熱烈にサポートするファン層を捉え、バズらせることが目的でした。
様々な人気ユーザに利用してもらうことによって、結果、今では2/3が自然流入で入ってくるまでに認知度が高まりました。評価の高いレビュー数も今では総計10万件を突破するなど、ぐっと注目が集まるようになりました。

 
 
「10億人に使ってもらうサービス」を目指す
 
―今後のサービス展開・広告事業展開についてお聞かせください。
 
赤坂:今のCouplesの機能は、情報収集やアルバム作成までにとどまっていますが、今後はレストラン予約や旅行予約、式場内見予約等、カップルのあらゆる興味関心を検索できるようなインフラサービスにしていきたいと考えています。そのために各種事業会社との連携なども視野に入れて動いていきたいですね。
 
eureka8
 
広告事業でいうと、現在編集記事というメニューは置いていますが、ベースがコミュニケーションであるため、広告メニューにも絶対に企画力が必要だと思っています。クライアントの要望にあわせて、かつユーザにも良いと思われるメニューを作っていく必要がある。この部分においては特に、DAC様とうまく連携できたらいいなと考えています。
 
もっと細かく言うと、カップルふたりがやりたいことと、広告主がやりたいことをクロスしてコンテンツを作りたいと思っています。例えば、土日にカップルがなにをするかというときに、カップルにとってはソリューションになり、広告主にとってみれば魅力的な広告コンテンツになるような、そういったメニューをどんどん展開していきたいです。

 
 
―海外市場についてはどうお考えでしょうか?
 
赤坂:Couplesは広告事業として成功させていきたいと考えているため、総広告費の大きな北米市場は狙っていきたいですね。弊社が所属するIACグループが北米にあって、展開しているTinderやVimeoなどのサービスの広告事業がかなり盛り上がっています。そういったサービスの広告事業の知見を借りて動き出せたらと考えています。
 
「10億人に使ってもらうサービス」を作り出す事を、会社立ち上げの時からテーマとして掲げています。10億人と比べるとまだまだ現状は少ないですが、2人でひとつのアプリを使うこと自体がよく分からなかったフェーズから、今では“とりあえず使ってみる”フェーズにまで持ってくることができました。これを、“使っていることが常識”というフェーズまで引き上げ、Couplesというサービスを、一つの文化として進化させていきたいですね。

 
————————————————————
赤坂様、ありがとうございました。
 
【関連URL】
・エウレカHP
・Couples特設サイト
・2015年秋 DAC媒体説明会開催のお知らせ(Blog記事)※開催は終了済
・Retty武田さまインタビュー/DAC媒体説明会 登壇メディア紹介(Blog記事)
・Donuts福山さま、勝原さまインタビュー/DAC媒体説明会 登壇メディア紹介(Blog記事)
 
今回ご紹介した内容にご興味を持っていただいた方は、以下よりお問い合わせください。
 
お問い合わせはこちら

Facebook twitter