2016.12.06

イキイキと活躍する日本人を増やしたい/C Channel 代表取締役 森川 亮様インタビュー

今回も2016年秋 媒体説明会特集です。第2弾は当日にも登壇いただきました“縦型動画メディア”として、サービスローンチ時から注目されておりました、『C CHANNEL』。
 
C Channel株式会社 代表取締役社長 森川 亮さまに、LINEを離れ『C CHANNEL』という動画メディアを立ち上げられた背景や『C CHANNEL』のサービス特長、人気の動画、また今後の展開といった点についてお伺いしました。
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C Channel株式会社オフィスにて
 
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日本企業や日本人が活躍できる場を作りたい
 
―本日はお時間いただきありがとうございます。まずは、『C CHANNEL』についてご存じない方向けに、どのようなメディアなのかお伺いできますでしょうか。
 
森川:『C CHANNEL』は「動画のファッション雑誌」というコンセプトで、内容的には、ファッション、ヘアメイク、DIYといった女性の好きなジャンルに関して、動画でHOW TO を紹介するという形式になっています。それに加え個人も参加できるようになっていまして、“クリッパー”と呼ばれるタレントさんモデルさんのインフルエンサーの方々が自撮りで撮って投稿も出来ますし、また弊社の中に自社制作の部隊がおりまして、(原宿にある)スタジオでオリジナルの動画を撮ったり、ということもやっています。
 
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―元々森川さんはLINEの社長としてご活躍をされていたかと思いますが、新しく『C CHANNEL』を立ち上げられた背景について、お教えいただけますでしょうか。
 
森川:そうですね。色々な国にいってビジネスをしたりとか、また色々な国の人と働く中で、“日本”という国だとか、日本人という人たちがちょっと力を無くしているなというのを強く感じまして。LINEの場合はグローバル企業なので、別に本社が日本でなくてもいいですし、また日本人を雇わなくても良かったんですけれど、僕としては残された人生、日本を元気にするために使いたいなと思ったんです。
 
それで、色々考えていまして、最初はエネルギーとか農業とかヘルスケアとかいろいろな事業を調査して、投資もしたりしていたんですけれど。あまりそっちは専門分野ではないので、自分の一番関わってきたところが「メディア」だったり「コミュニケーション」なので、それに近い分野がいいかなと思っていたんですね。
 
その中で、(LINE時代に)学校に訪問してよく講演を行っていたんですけれど、若い人たちが「あまり起業したい」とか「世の中を変えたい」だとか思っている人がいなくて。理由としては、例えば起業すると社長になりたいみたいな話だと思うんですけれども、“社長”のイメージって本当に良くなくてですね、なんかブラック企業だったりとかで、社長は悪いことばっかりしているというイメージがあったり、政治家も泣いてばっかりで嘘ついたり、と本当にイメージが悪くてですね。
 
その(悪いイメージを持ってしまっていることの)1つに、マスメディアからの情報が、朝から晩までネガティブなものが多くので、世の中に対して希望が持てなくなっているのではないかと。そして結果的に、あまり「起業」とか「世の中を変える」といった方向を目指さなくなっている状況なので、(自分は)もっと明るく楽しくみんなが活躍しているイメージを配信するメディアを作って、かつ、それを世界に持っていて、日本の企業とか日本人が活躍できる場を作りたいなと思ったんですよね。
 
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例えば、今アジアに行くとですね、もうコンテンツ分野は韓流にやられていまして、今若い人たちって、ほとんど日本に憧れていないんですよね。20代中盤から後半くらいの人は、まだ「日本いいな」っていうのがあるんですけれど、その下はもうみんな「韓国行きたい」だとか、「韓国で仕事したい」みたいなそういう状況になっていまして、そこをもうちょっとひっくり返したいなと思っていますね。
 
まぁ結果的に、そのアジアでNo.1のメディアを作ると、そこで結果的に日本のコンテンツが流れますから、そこで日本人が活躍出来たりとか、あとは日本のブランドですね。今、日本ってどんどん高齢化が進んでいますから、企業はどちらかというと年齢上の人をターゲットにせざるを得なくて、そういったものをアジアとかに持っていってもちょっと響かないところがありまして。改めて、これからは本当に日本だけで食べていける会社ってどんどん減っていきますから、アジアにおいて若い人をターゲットに出来るようなプラットフォームになればいいかな、と思っていますね。
 
 
試行錯誤の繰り返しだった創業期
 
―そんな熱い思いを持って始められた『C CHANNEL』ですが、これまで経営されていて苦労されたこと・苦労した時期というのはありますでしょうか?
 
森川:そうですね、やはりサービス開始当初が一番大変でしたね。すごくいろいろな期待をされていたものの、なかなか数字が伸びなかったので、もうなんか「森川さんの事業は失敗だ」とか、「もうあの会社危ないよ」とか結構よく言われましたね。
 
 
―開始当初はたしかにとても注目されていて、メディアでの露出が多かった印象があります。
 
森川:いろいろ言われましたね。ハハハハハ。やっぱりどうしても事業って思ったとおりに行かないので、そこからどう軌道修正するのかが大事かな、と思いますね。まぁなんとか年内に軌道修正できたので、よかったなぁと思うんですけどね。
 
 
―立ち上げ当初と現状では、かなりコンテンツの内容やクリッパーの方に関しても方針転換をされましたよね。
 
森川:そうですね。まず当時はHow toに限らずく色々な動画を紹介していたのですが、人気の動画が圧倒的に「how to動画」に集中していたので、「how to動画」に集中したというところと、クリッパーに関しても見直しを行いました。クリッパーとしていろいろな女性が出ていましたが、女性が見るっていうのもケース by ケースでして、例えばキレイな女性に嫉妬する人もいますし、なんか調子に乗っているんじゃないかと思っている人もいますし、キレイな女性が出ることにあまり意味がない、ということが分かりまして。
 
例えばメイクとかですと、(女性が)キレイ過ぎるとあまり参考にならないんですよね。「メイク前とメイク後だと変わんないじゃないか、参考にならない」と。やっぱりそうでもない人が「メイクしてキレイになった」というのがそういうところが良い、というのがだんだん分かってきたんですね。ファッションも、イメージ写真などではスタイルいい人が着こなしているというのがいいんですけれど、あんまりキレイすぎると自分には似合わないんじゃないだろうな、と思われ購買に繋がりにくいんですよね。なので、“なるべくリアリティを持つ”というのが大事だなというところで、色々工夫して変えていますね。
 
 
―それで、女性の視点で“クリッパー”の見直しをされた、と。
 
森川:そうですね。特に立ち上げ当初は社員で女性がおらず、男性のみでクリッパーの選出をしていたのもよくなかったかなと思います。男性受けする女子を(無意識に)選んでしまっていたようで、女子からすると「なによ」という風に映っていたようでして。それで女性の目線でクリッパーをフィルタリングして貰って、「この子は、女性から嫌われるタイプですよ」という人たちをはずして貰っていった形です。
 
 
―かなり大胆なテコ入れをされたのですね。動画の配信数推移のグラフを見ると、年末年始にかけてかなり配信数が伸びてきている印象ですが、ここが、テコ入れが効いてきたタイミングになりますか。
 
森川:そうですね。さきほどお話した“How To 動画”を強化・集中をして、ソーシャルメディア、FacebookとかInstagramとかTwitterとかで独自で強化したところで大きく再生数が伸びました。もう1つ山になっているところは海外(展開)ですね。タイとか台湾とかそのあたりでまた伸びた、という形ですね。
 
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※C CHANNEL再生数推移

 
 
―ソーシャルメディアに展開する際に、動画制作においては、特に気を配られているポイントというのはあるんでしょうか?
 
森川:それはもう、(動画の)最初の頭で、何をやるのか分かったり、そこで興味を引くのが大事ですね。前置きが長いのは絶対ダメですね。(一緒に立ち上げをしたメンバーが日テレ時代の同期で、)最初はTV出身の人が作っていたので、最初のイントロに表紙を付けていたんですよ。ただ、ユーザーはその表紙(を見た)だけでみんな「また同じか」と素通りしてしまっていて、そういう無駄なことをカットしたりだとか、早送りしたりだとかそういうのはありますね。あとはのんびりしたものはダメですね、基本的に。テンポがよい動画のほうが良いですね。皆さん忙しくなったので、短い時間で簡潔に終わるものでないと見られないですね。
 
 
海外展開も含めた、多角化戦略
 
―なるほど。そういった動画の工夫も再生数を増やしている要因なのですね。また、2つ目の山で“海外展開”とありましたが、どういったところに展開されているのですか?
 
森川:今はですね、韓国、中国、タイ、台湾、インドネシア。年内に、ベトナム、フィリピン、シンガポール、マレーシアの準備をしており、アジアで配信先を広げていますね。基本的に人口が多くビジネスになりそうなところ、という形で設定し進出先を増やしています。
 
 
―かなりアジアでは配信対象国を広げていらっしゃるんですね。台湾では、現地のメディアと組まれて展開されているかと思うのですが、同じような形で広げられているんでしょうか。
 
森川:そうですね。だいたい各地のパートナーと組んでいまして、直近だとインドネシアの場合ですと会社を買収しましてそこを軸にやっているんですけれど、タイと台湾の場合は現地のネットに強い会社とやっていますね。韓国はトランスコスモスさんとやっている状況です。
 
 
―クリッパーは、展開しているアジアの国々にもいらっしゃるんですか?
 
森川:今クリッパーそのものは500人くらいかなと思います。(さきほどお伝えした思いもあり)ほとんど日本人でして、現地ではまだまだこれからというところですね。どちらかというとアジアのコンテンツは、8割から9割方日本のものを持っていって字幕を入れて、それにプラスして10%くらいを現地生産、という形ですね。
 
 
―なるほど。この春以降も再生数はかなり伸びていますよね。バリエーションや本数もかなり増加しているなという印象があるんですが、この伸びをより支えている要因は何があるんでしょうか。
 
森川:1つは、「新しいプラットフォーム展開」ですね。ちょうど今LINEを強化しようとしていまして、LINEのメディアアカウントを始めて、これからフォロワー数を増やしていくんですけれども、そういった部分だったりとか。2つ目は「コンテンツのジャンル」ですね。最近だと、恋愛とかドラマとかも始めてエンタメ系を強化していまして、そういったコンテンツの幅を広げていますね。後はドラマに関しても、『C CHANNEL』のオリジナルで、基本全て社内で制作しています。あとは、「国」ですね。今までやっていなかった国での展開を強化していくということで、この3つですね。
 
 
―春先からはTBSさんから出資が入ったりと、取り組み強化をされていらっしゃいますね。『王様のブランチ』ですとか、トリンドルさんの動画をやられたりとかコンテンツ連携などもやられてますよね。今後もTBSさんとは取り組みを強化されていく、という形でしょうか。
 
森川:やはり、オフラインのメディアを若い人がだんだん見なくなってきたので、ある意味セットで展開していくというのが1つポイントとしてはあるかな、と思いますね。我々も最近だとTVコマーシャルをいきなりやるんじゃなくて、「我々の媒体を使ってクリエイティブチェックをして、CMをやったらどうですか?」ということで、我々も直近でテレビCMの取り組みも行ったんですが、『C CHANNEL』上でテストをして、1番反応がよかったものをTVで流した、ということもあります。
 
 
―CM出稿されての体感値としてはいかがでしょうか?
 
森川:そうですね。ユーザーも増えてきていますし、広告主の方に注目いただいていて、また、出たいという人も増えていますね。ブロガーさんだとか、YouTuberとか、いろいろなプラットフォームですでにやっている方が今度は『C CHANNEL』でやりたいみたいな話が来ていますね。今、世代的に中国が1番盛り上がっているみたいで。女性のなりたい職業の1番が、インフルエンサーらしいんですよね。街中にインフルエンサーがいるみたいですね。たぶん日本も、これからさらにそういった方が増えていくんじゃないかと思っています。
 
 
―では、利用されているユーザーについてお伺いしたいのですが、『C CHANNEL』をご覧になられているユーザーは、どのような方が多いんでしょうか?
 
森川:現在は9:1でほとんど女性のユーザーです。男女比率で言いますとね、立ち上げ当初は実は男性がもう少しいたんですよね。30%くらい。さきほどお話した“キレイな女性”を見に来る男性、という形で。クリッパーが入れ替わったので、キレイな女性を見に来ていた方がいなくなり、今はその分減少している形です。デバイスでいうとスマートフォンが圧倒的に多く、年齢としては25-34才が全体の44%と1番のボリュームゾーンになっています。
 
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※ユーザー属性
 
 
―ユーザーが『C CHANNEL』を立ち上げるモチベーションとしては、やはり“How To 動画”を見たくて、というところなのでしょうか?
 
森川:元々動画を見る理由が「暇つぶし」の方が一般的には多いんですけれど、モバイルの場合はパケット代がかかってしまうので、そうはいっても「暇つぶし」として動画を見るというのは敷居が高いんですよね。結果的には、パケット代がかかってもお得なものというところで“How to動画”にたどり着いたので、“How to 動画”を流しているから見ている、というよりかは「皆さんが見たいものが“How toだった」という形で、動画ならではというところで集中したというところですね。
 
 
―なるほど。では、“How to動画”と一口に言ってもいろいろあるかと思いますが、その中でこれがやっぱりジャンルとして人気があるのはどんな動画でしょうか?
 
森川:やっぱり料理が1番人気ですね。で、ヘアアレンジ、メイクというのが3本柱という形ですね。
 
 
―(“How to“動画の)料理は、取り扱われているメディアさんがやはり増えてきていますよね。
 
森川:『C CHANNEL』ではいろいろな食材を使わなくても簡単に出来るというのをしていて。『DELISH KITCHEN』さんなどは、クックパッドさんのユーザーをターゲットにされていると思うんですよね。元々ある程度料理を作っていて、困っている人向けなんですよね。一方で、『Tastemade』さんとかは、難しい食材が多くて実際に料理を作るのは難しいんです。。どちらかというと、見て楽しむ、という料理の部類が彼らの立ち位置なのかな、と。
 
我々の場合(の料理動画)は、「料理経験のあまりない人向けに、簡単にかつ安く作れて見栄えがいい」というのが目標ですね。結構、食品会社さんが抱えている課題というのは、「料理を作る人が減った」というところにありまして、作らない理由が、「面倒くさい」っていうところなんですよね。なので、おそらくクックパッドさんの料理レシピだとちょっといろいろなものを買わなければいけない、そろえなければいけない、となってしまっているんじゃないかな、と。若い子はスーパーに行かないですから。なので、「コンビニの食材だけで出来る」というのもポイントで推すことによって、新しいユーザーを獲得しようとしていまして、我々の取り組みは響いていますね。
 
 
―広告の観点で行くと、どのような企業の出稿が多いんでしょうか?
 
森川:1番分かりやすいところですと、料理系で食品会社ですね。あとはヘアメイクでビューティーや化粧品の業界で、ここはリピート率が高いですね。あとは、本当に流通さんとかになりますかね。百貨店さんだったり、コンビニだったりとか、ですね。
 
あとはそれ以外ですと、ちょうどこないだ出して頂いていたんですが、相席屋さんのような飲食だったり、カラオケだったりとかちょっと若い人が減り始めていたりとか、誤解されていたりするようなところのイメージアップに活用いただいていたり、というのはあります。日本全般、若い人にリーチしたいんだけれど、どうしたらよいか分からないという企業さんは結構多いんですよね。そういうところに対して、若い人を拾っていきましょう、というところで、ご提案をしている形ですね。
 
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―若年層向けのアプローチをしたくて、という企業さんが多いんですね。
 
森川:そうですね。どこの会社も、どんどんお客さんの平均年齢が上目になってきてしまっていて「なんとか若い人の購買のきっかけを作らないとマズイ」という危機感をお持ちでいらっしゃるんですよね。なので、我々のメディアはそういうことが出来ます、というのは1つの売りにはなっています。
 
 
動画でその商品の”本当の魅力”を伝えていく
 
―全体でも、出稿される企業さんの業種が拡大されていますよね。
 
森川:そうですね、全体的に決まりやすいのは化粧品会社さんですね。化粧品会社さんもかなり個性のある商品を販売していますが、TVCMですと、イメージ広告でしか出来なくて違いが訴求できない、と。違いを生かしたメイクをやってほしい、ということでやっていますね。多くの方が、その化粧品の特徴を理解していないまま化粧をしているらしくて、むしろもったいない、みたいな感覚があるようなんですね。
 
 
―そういった“使い方のHow to”をつくって配信をする、という形なんですね。
 
森川:そうすると単純に認知が高まるだけでなくて、みなさんリピートして見るんですよね。それを実際に試すので。それで行動に移す。料理なんかだと、料理を実際に作ってみてくれる人って結構多いんですよね。TwitterとかInstagramなどで、実際に作られた写真が投稿されたりしています。保存機能を使えば、後からでも何度も見られますので、それで何度も見て、TRYされている形なんですね。
 
 
―実際動画を公開されてから紹介した商品の売り上げが上がった、といった反響などはあるんでしょうか?
 
森川:ある化粧品会社さんなのですが、動画で紹介して、そこから購入ページに飛ぶフローを作ったんですね。そしたら結構そこから売れましたね。いわゆる獲得系のお客さんなんですけれども、「他社と比べて1番CVが高かった」という反応はありましたね。やっぱり我々の場合は、“やる前”と“やった後”で違いを紹介するので、それが分かりやすくて見た後にすぐ商品購入ページに行けるというのが大きかったようですね。
 
 
―今、購入が出来る導線を作られる企業さんは結構いらっしゃるんですか?
 
森川:(反響がよい、ということもあり)最近増えていますね。そういうのもあって、動画のeコマースを本格的にスタートさせるというのはあります。そうすると、単純に広告だけじゃなくて購買にも繋がる、というところも1つの売りに繋がるんじゃないかなと考えています。
 
 
―今化粧品の例を頂いたんですが、他の商材ですとどういった取り組みがあるんでしょうか。
 
森川:そうですね、料理のレシピですと、“自社の食品”を使ったレシピを動画で紹介するということを実施していますね。たとえば、おたふくソースさんは関西ではシェアが大きいのですが、関東ではまだまだ知名度が低い、ということで出稿頂いたんですが、より関東の若い人に訴求したいということで、彼らの独自レシピで、「カクダコ」のレシピを用いて、それを動画で紹介しました。その動画は、結構数字がよかったですね。食品メーカーさんって、独自のレシピを結構お持ちなんですよね。なのでそれを動画で紹介する、っていうところが結構響いていますね。
 
 
―今後の展開としては、海外の拡大というところは優先順位として高いんでしょうか?
 
森川:そうですね。あとは子会社でイエローエージェンシーというインフルエンサーマーケティングの会社を作りまして、そこで、インフルエンサーを育てようと考えています。ちょうど年内にオーディションを予定しているので、全国でやって、プラス世界大会をやろうと思っていて。来年の春にイベントを準備しているので、それで発表しようかな、と準備を進めていますね。イベントのブースも売っていく予定でして、日本中のHow To が集まるような形で「その場でHow Toを紹介してもらう」という形を考えています。ちょっと学園最適な感じでイメージしていますね。
 
 
―面白いですね。クリッパーさんが会場に集まって、その場で見られるという感じなんですね。
 
森川:そうですね、テーマを区切ってやりながらその場で動画をとって、スポンサーさんもブースを作って、その場でスポンサーさんの商品を使って動画をとっていく、ということを考えています。
 
 
―やっぱり身近だと感じている“インフルエンサー”から伝わるほうが理解も増えて、っていう時代がようやくきているかなぁと我々も感じています。とはいえ工数がかかったりとか、どのくらい見合うんだろう、っていうご意見も頂くケースもあるかと思うんですが、そのときはどう返されてますか?
 
森川:基本的には若い人にリーチしたければ、やるしかない、っていう話ですよね。C CHANNELだからこそリーチできる人がいる、というところでしょうか。TVとか雑誌広告をやっていた会社さんで、だんだん効果が下がってきているのは皆さん理解しているので。
 
 
―その辺はいかに課題として、必要なんだと思って貰えるかってところでしょうか。
 
森川:そうですね。ターゲットとしては、若い人たちを採らなければ、どんどんどんどんお客さんが年をとって、居なくなってしまうんじゃないですか、というところですね、その辺は皆さん危機感を持っているので、やったらいいんじゃないですか、というところになるんですよね。
 
 
―最後に、DACに期待いただいている点について教えて下さい。
 
森川:おそらく今後は、AIも入ってきて、非常にプログラマティックになっていく中で、それはそれで粛々とやりながらも、クリエイティブが結構重要になってくるな、と思っているんですね。そういうところに対して、新しい領域に対して事例を作っていければなと思っています。
 
クリエイティブの部分もある程度パターン化はできるかなと思ってまして、クリエイティブってアーティスト的な部分に思われるかと思うんですがクリエイティブフォーマットって言う形で、インフルエンサーマーケティングは中国に期待していて、日本人のインフルエンサーを中国で育てようと思っていて、そこをモールとつないでいけたらいいかな、と思っています。日本の購買力が下がってきているので、皆さん中国に注目していて中国のひともいろいろな商品を求めていますし、国内ですと偽者ばかりなのでね。そういった取り組みも行っていければと思います。
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森川亮さま、ありがとうございました。
 
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